Career-Management

 「キャリアマネジメント」は、将来の「キャリア」の目標を定め(キャリアデザイン)、それを適えるための計画(キャリアプラン)を立てて主体的に実践していくことを指します。

 そして、「キャリアマネジメント」には、
① 社員個人の「キャリア成長」を目標とするもの。
② 「組織の成長」を目標とするもの。(組織内キャリアマネジメント)
2つの「目標」があります。

 「キャリアマネジメント」の構築は、固有の”財産(スキル)”となります。
 なぜなら、”他人”にあるいは”他社”に真似られ、また奪われることがない絶対的な財産です。
 それは、個人では固有の”キャリアそのもの”であり、また企業においては組織固有の”ノウハウ”として所有していることになります。それ位価値ある”貴重なスキル”であることを、自認しておいて下さい。

 個人の「キャリア成長」で大事なことは、「自己のキャリア」を環境に任せてしまうのではなく、常に自己が“オーナーシップ”を持って、「キャリア成長」にチャレンジしていく姿勢が大切となります。

 そのためには、常に“キャリアの基点”となる「自己理解」を正しく認識することが重要になってきます。それは、節目節目で実行する「振り返り」(“リフレクション”といいます)をすることで、現在の“自己”を再認識する行為です。

 この「リフレクション」(※㊟)を疎かにしてしまうと、目標としている「キャリアの成長」ブレてしまいます。そのために、時々、主体的に“リフレクション”することが、「自己理解の確認」のために重要となります。

 「組織内キャリアマネジメント」での重要性とは、上記の社員の「キャリア成長」を含め、“企業の成長”に関わる重要事項といえます。

 なぜなら、社員全体の「キャリア成長」が遅れれば、それだけ“企業成長”が遅れてしまいます。その結果として、「社員の定着率」が悪化すれば、この「人材不足の時代」においては、即「企業の存亡」に関わってきます。

 企業においては、所有する“固有のビジネス技術等の優位性”は企業間競争において必須の条件ですが、それを活かす“マネジメント技術”も必須の条件となります。現在の“人材不足の時代”では、いいビジネス技術を所有していても“社員定着率の悪化”により「人材倒産」している企業が増加傾向にあります。

 「キャリアマネジメント」においても、その企業で“確立され・活かされ”て活用されていくならば、それは“企業固有の技術”となり、他企業では真似がほぼ不可能になっていきます。
 なぜなら、そのマネジメントを活かしているのは、“固有のキャリア”を持つ“人”だからです。(例として、京セラの「アメーバ経営」、近江商人の「三方よし商売」も簡単に真似はできないですね。)

 企業の持つ「固有のビジネス技術」の“価値”と同様に、「キャリアマネジメント」においても、貴社に適った固有の「キャリアマネジメント」の構築は、他社が真似できない“価値ある技術”となります。

 「組織内キャリアマネジメント」の中心は「3つの施策」です。特に「面談」の意義は”重要なもの”としてあります。
 企業として、この「面談技術」を修練することで、社員から”絶対的な信頼”を勝ち取れば、社員は“キャリアの成長”に対して「安心して、任せる」姿勢を示し、就業に励むことになるでしょう。
(〈参照〉〔Ⅲ〕キャリアマネジメント《3つの施策》)

 ここは、”会社の信頼”を勝ち取る最善の”見せ場”です

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